先日、ネクタイピンの御注文を頂戴いたしました。ただ、ネクタイピンですが、実際製造する目的はそれを社章バッジとして使用したいのでといった御依頼でした。製造方法は研ぎエポ仕上げ、のせこタイプ、金メッキといった仕様でした。私がこの仕事を始めてまだ数年ですので、よくわからないのですが、ネクタイピンを社章バッジとして利用されるようになったのはここ最近のことなのでしょうか?たまにテレビを見ていると、ニュースッキャスターの方や有名人の方が、ネクタイピンを襟につけているのを拝見します。僕からすると、ネクタイピンはその名のとおり、ネクタイにするものだといった先入観があります。ただ、そういった人を見ると、『ああ、こういった付け方もありなんだな』と思います。最近、夏になるとクールビズなどでネクタイをする人が減っているので、ネクタイピンを買うひとも少なくなったと思われる人も多いかもしれませんが、実際それほど減っていないと思います。ネクタイがいらなくなった分、その予算をネクタイピンに回す人が増えているようです。ネクタイピンを取り扱っているブランド、たとえば、ポールスミス、ダンヒル、ルイヴィトン、バーバリーなどの一流ブランドでも今だに新作ネクタイピンをだしていますし。ポールスミスのネクタイピンは結構おしゃれでカッコいいですよね!色遣いも可愛いですし。私は仕事上、ネクタイを全くしないので、ネクタイピンは買いませんが、ポールスミスはおしゃれだと思います。私がネクタイをするのは、結婚式かお葬式のときくらいですから(笑)
話は変わりますが、ネクタイピンは通常、男性の場合、人から見て、右側から左側に向かってつけて、女性の場合、人からみて、左側から右側に向かってつけます。社章やバッジは特に男性、女性の区別はありません。ただ、裏金具でタイタックとよばれる金具があるのですがこれは針タイプですので、スーツの襟に穴のない服を着られる女性でもつけることができます。細い針ですので、さほど穴も目立たないと思います。また、女性の場合、タイタックのキャッチが付けている時に気になるといった方がたまにおられます。そういった方ように、スモールタイタックといって、通常のタイタックより厚みが薄く、シルクハットのような型の物もあります。ただ、その分針が短くなりますので、厚手の服につける際には、キャッチがつかない場合もありますので、あしからず。
タイタックやショートタイタックの針によって穴があくのが嫌だといわれますと、とても困るのですが、そういった場合は、豆クリップやタイバーをお勧めしております。ただ、これらの場合は、胸ポケットや襟付の服が必要となります。